こんにちは、たにです。
今日は、今が旬の果物『いちじく』の品種、旬の時期、食べ方などを紹介します。
どんな品種がある? 産地は?旬はいつ?
まずは品種、産地、旬についてです。
日本で流通しているいちじくは、『桝井ドーフィン』が大半を占め、他は『蓬莱柿(ほうらいし)』などが多く流通しています。
『桝井ドーフィン』は『西洋イチジク』、『蓬莱柿(ほうらいし)』は『早生日本種』とも呼ばれています。
他にもたくさんの品種があるのですが、僕たちが今住んでいる福岡県にも「とよみつひめ」という強い甘味が特徴の福岡県で誕生した新しい品種のいちじくもあります。
日本では主に、愛知県、和歌山県、福岡県、兵庫県で生産されていて、愛知県の生産量が日本一のようですね。
いちじくの旬は、夏と秋の年に2回です。
夏の旬は6〜8月、秋の旬は8〜10月です。
桝井ドーフィンは夏と秋どちらも、蓬莱柿(ほうらいし)は秋が旬です。
夏のいちじくは夏果と呼ばれ、秋に幼花を付け冬を越して成長し翌夏に熟します。
そのため、果実が大きな品種が多く、味わいは格別だそうです。しかし、収穫期に雨や台風が多く、流通量が少ないです。残念。。僕もいつか食べてみたい!!
秋のいちじくは秋果と呼ばれ、私たちが8〜10月頃にスーパー等で目にするのはこちらです。
食べている部分は花?
いちじくを漢字で書くと「無花果」ですよね。
漢字の通り、いちじくは花を咲かせることがないんです!
花を咲かせず、実がなる? あれ、どういうこと?
実は、、、通常食べている部分は厳密には果実ではなく花にあたる部分なんです。
もう少し詳しく説明すると、いちじくの花は咽頭花序(いんとうかじょ)と呼ばれ、実を割ったときに見える小さな粒々の部分が花なんです。
そして、ひとつの実の中にいちじくはなんと、、、
約2000個もの花を咲かせるそうです!! びっくりです。
いちじくの栄養
「不老長寿の果物」と呼ばれるいちじくには、豊富な栄養素が含まれています。
いちじくには水溶性食物繊維の「ペクチン」が豊富なので、整腸作用や美肌効果があります。
また、「フィシン」というたんぱく質分解酵素を含むので、消化促進が期待できます。胃の負担が減り、胃もたれの予防や改善、二日酔いを予防することに効果的です。
消化を促してくれるので、食後のデザートでいちじくを食べると良さそうですよね。
(余談ですが…、先日いちじくを切っていた時に指が溶けるような不思議な感覚になったんですよね。あとで調べて分かったのですが、たんぱく質分解酵素のフィシンはたんぱく質を分解する力が強力で、「いちじくを使用していると指紋が消える」と言われるほどなんだそう。なので、お肉料理に使用するのは、お肉のたんぱく質を溶かして柔らかくしてくれるのだそう。すごい…)
ペクチンやフィシン以外にも、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、抗酸化力の強いビタミンC、人間の体の構成に必要不可欠なミネラルやカリウム、カルシウム、鉄などの優れた栄養素がバランスよ区含まれています。
選び方
丸みがあり、付け根の切り口付近まで色づいているものを選びましょう。
表面に傷や痛みがないかも確認しましょう。
↓の写真のようにおしりの部分が割れているものを避けるようにしてください。
レシピ
いちじくの(食べ方)レシピを紹介します。
いちじくトースト
めっちゃ簡単、のせただけです。笑
トーストにクリームチーズを塗り、いちじくをのせました!
トーストが一段と美味しく、かつ贅沢になります!!
いちじく+ブッラータ
いちじくとチーズは相性は抜群ですよね!
バルサミコ酢、オリーブオイル、塩で味付けしたいちじくにブッラータを添えてオリーブオイル、黒胡椒をかけていただきました。これが激うま!!!この組み合わせ最高です!! さらにワインも!幸せです。
ちなみに、こちらのブッラータはコストコで購入しました。
いちじくの甘さにブッラータの濃厚さがマッチします。
ブラウニー ドライいちじく入り
ドライいちじくは、お菓子作りに大活躍です!
ドライいちじくはカルディで購入したものを使用しました。
チョコブラウニーのレシピは、後日紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。
いちじくサンド
番外編です。
こちらは福岡のマルシェで購入したものです。
めっちゃ立派ないちじく!!
いちじくサンド美味しいですよね!
生クリームとの相性も抜群です!生クリームよりいちじくの面積の方が広いという…最高!!!
これから旬のいちじく!!
今年もたくさん食べれますように。
購入される際などに参考にして頂けると嬉しいです。
ではまた〜。
コメント